ユニットバスリフォームでエコキュートにする費用は?補助金もご紹介


ユニットバスリフォームで、エコキュートに交換したいと考えていませんか。エコキュートに交換する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。家族の人数を切り口に一般的な費用の目安を解説するとともに利用できる可能性のある減税制度を紹介します。検討中の方は参考にしてください。

ユニットバスリフォームでエコキュートにする際の相場費用

ユニットバスリフォームでエコキュートに交換する場合にかかる費用は、工事費と本体価格にわかれます。具体的な費用はケースにより様々ですが、工事費と本体価格の目安は以下の通りです。

工事費の相場

工事費は、基礎工事・電気工事・配管工事で構成されます。それぞれの相場は次の通りです。

工事内容 相場
基礎工事 4~5万円
電気工事 4~5万円
配管工事 6~8万円

エコキュート本体の相場

エコキュート本体の相場は以下の通りです。

家族の人数 本体の相場
3~5人程度(370リットル) 20~30万円
4~6人程度(460リットル) 30~40万円

工事費と本体価格を合計すると

工事費の相場と本体の相場を合計すると次のようになります。

家族の人数 本体の相場
3~5人程度(370リットル) 34~48万円
4~6人程度(460リットル) 44~58万円

あくまでも、目安なのでこれより安いケース、高いケースはあります。見積もりをとってから検討することが重要です。

ユニットバスや住宅リフォームの減税や補助金について

省エネ改修工事とあわせてエコキュートに交換するなどの住宅リフォームを行った場合、減税などを受けられる可能性があります。どのような制度を利用できる可能性があるのでしょうか。一例を紹介します。

住宅特定改修特別税額控除

個人が所有する居住用家屋で一般省エネ改修工事を行い一定の要件を満たす場合、一定の金額をその年の所得税額から控除することができます。減税を受けるには、対象になる一般省エネ改修工事であること、一般省エネ改修工事をして令和3年12月31日までの間に居住用として住んでいることなどの条件を満たさなくてはなりません。詳しくは、最寄りの税務署、リフォーム業者などで確認するとよいでしょう。

出典:国税庁:No.1219 省エネ改修工事をした場合(住宅特定改修特別税額控除)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1219.htm

特定増改築等住宅借入金等特別控除

個人が住宅ローンなどを利用して居住用家屋で省エネ改修工事やバリアフリー改修工事などを行い、一定の要件を満たす場合、住宅ローンなどの年末残高の合計額を基準に計算した金額を各年分(控除期間は5年間)の所得税額から控除できます。減税を受けるには、対象になる一定の省エネ改修工事を含む増改築工事をして令和3年12月31日までに住んでいることなどが求められます。また、住宅特定改修特別税額控除の条件も満たす場合は、どちらか一つを選択することになります。詳しくは、最寄りの税務署、リフォーム業者などで相談してください。

出典:国税庁:借入金を利用して省エネ改修工事をした場合(特定増改築等住宅借入金等特別控除)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1217.htm

ユニットバスリフォームでエコキュートに交換する費用はケースで異なる

ユニットバスリフォームでエコキュートに交換するには、工事費と本体費がかかります。具体的な費用はリフォーム業者やエコキュートのグレードで変わるので、個別の見積もりが必要です。対象になる省エネ改修工事とあわせてエコキュートに交換する場合、一定額を所得税額から控除できる可能性があります。また、お住まいの地域によっては、補助金などを利用できる可能性もあります。気になる方は、リフォーム業者で相談するとよいでしょう。

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